Vtuber活動に必要なPC性能を理解する

配信と3Dモデル描画の負荷を知る
Vtuber活動を始めるには、配信ソフトと3Dアバター描画を同時に処理できるPCが必要です。
配信中のPC負荷は想像以上に高く、CPUは配信エンコードとトラッキング処理を担当し、GPUは3Dモデルの描画とハードウェアエンコードを分担することになります。
特にLive2Dモデルよりも3Dモデルを使用する場合は、グラフィック性能が配信品質を左右する重要な要素。
なぜなら、モデルのポリゴン数が多いほど、また表情トラッキングの精度を上げるほど、GPU負荷が増大するからです。
さらに配信画面にゲーム画面を映し込む「ゲーム実況配信」を行う場合、ゲーム本体の動作負荷も加わります。
最低限クリアすべきスペックライン
Vtuber配信を安定して行うための最低ラインとして、CPUは6コア12スレッド以上、GPUはVRAM8GB以上のミドルクラス、メモリは32GBが推奨されます。
これより下のスペックでも配信自体は可能ですが、配信中にカクつきが発生したり、視聴者に届ける映像品質が低下したりするかもしれません。
配信解像度を1080p60fpsで安定させるには、CPUエンコードよりもGPUのハードウェアエンコーダー(NVENCやAMF)を活用した方が、CPU負荷を軽減できて全体のパフォーマンスが向上することが分かっています。
そのため、グラフィックボード選びがVtuber向けPC構成の核心といえるでしょう。
ストレージについては、配信録画データや動画編集素材が膨大になるため、最低でも1TB以上のSSDを搭載しておきたいところ。
予算20万円で組めるVtuber向けPC構成

BTOパソコンで実現する構成例
自作PCと比較してパーツ選定の手間が省け、初期不良対応や保証も充実しているため、PC組み立てに不慣れな方にとっては安心感があります。
具体的な構成として、CPUにCore Ultra 7 265FまたはRyzen 7 9700Xを選択し、グラフィックボードにGeForce RTX5060TiまたはRadeon RX 9060XTを搭載したモデルが、予算内で最もバランスが取れた選択肢になります。
メモリは32GB(DDR5-5600)、ストレージは1TB Gen.4 NVMe SSDという構成であれば、大手BTOショップで税込19万円前後に収まるでしょう。
この構成であれば、1080p60fps配信はもちろん、軽量級ゲームとの同時配信も快適に行えます。
3Dモデルの描画も滑らかで、表情トラッキングの遅延も最小限に抑えられるため、視聴者に違和感のない配信を届けられるはずです。
自作PCで予算を最適化する方法
パーツショップのセール時期を狙えば、BTOよりも1〜2万円ほど安く組めるケースもあります。
自作構成の一例として、CPUにRyzen 7 9700X(約4.5万円)、マザーボードにB650チップセット搭載モデル(約2万円)、メモリ32GB DDR5-5600(約1.5万円)、グラフィックボードにGeForce RTX5070(約7万円)、SSD 1TB Gen.4(約1.2万円)、電源750W 80PLUS GOLD(約1.5万円)、PCケース(約1万円)、CPUクーラー(約0.8万円)という内訳で、合計約19.5万円に収まります。
ただし自作PCは組み立ての知識と時間が必要で、初期不良時の切り分けも自分で行う必要があるため、初心者には若干ハードルが高いかもしれません。
周辺機器込みで20万円に収める場合の調整
周辺機器込みで予算20万円に収める場合は、PC本体を16〜17万円に抑え、残り3〜4万円を周辺機器に振り分ける必要があります。
残った予算でコンデンサーマイク(約1.5万円)、Webカメラ(約1万円)、配信用照明(約0.5万円)、オーディオインターフェース(約0.5万円)を揃えれば、配信環境一式が完成するわけです。
RTX5060Tiでも1080p60fps配信は十分に可能ですし、Live2Dモデルや軽量3Dモデルであれば快適に動作します。
ただし重量級の3Dモデルや、高画質設定でのゲーム配信を行いたい場合は、やや力不足を感じる場面もあるでしょう。
パソコン おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN EFFA G09E
| 【EFFA G09E スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Fractal North ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56W
| 【ZEFT Z56W スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra9 285K 24コア/24スレッド 5.70GHz(ブースト)/3.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Fractal Pop XL Silent Black Solid |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R65E
| 【ZEFT R65E スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7800X3D 8コア/16スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 9070XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 360 Core II Black |
| マザーボード | AMD X870 チップセット ASRock製 X870 Steel Legend WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60RJ
| 【ZEFT R60RJ スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 9070XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Fractal Design Pop XL Air RGB TG |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B850 チップセット MSI製 PRO B850M-A WIFI |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60CG
| 【ZEFT R60CG スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen5 8600G 6コア/12スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH |
| マザーボード | AMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
CPUとGPUのバランスを考える

配信エンコードに強いCPU選び
Vtuber配信において、CPUは配信エンコードとトラッキング処理の両方を担当するため、マルチスレッド性能が重要になります。
Core Ultra 7 265FとRyzen 7 9700Xを比較すると、マルチスレッド性能ではRyzen 7 9700Xがやや優位ですが、シングルスレッド性能とNPU搭載によるAI処理ではCore Ultra 7 265Fに分があるといえます。
配信ソフトでGPUエンコーダーを使用する前提であれば、CPU性能は相対的に重要度が下がるため、コストパフォーマンスを重視してCore Ultra 5 235Fを選択するのも一つの手。
ただし、複数の配信ソフトを同時起動したり、配信中に動画編集ソフトを立ち上げたりする使い方をする場合は、Core Ultra 7以上を選んだ方が安心感があります。
最新CPU性能一覧
| 型番 | コア数 | スレッド数 | 定格クロック | 最大クロック | Cineスコア Multi |
Cineスコア Single |
公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Core Ultra 9 285K | 24 | 24 | 3.20GHz | 5.70GHz | 43437 | 2442 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 43188 | 2247 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X3D | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 42211 | 2238 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900K | 24 | 32 | 3.20GHz | 6.00GHz | 41497 | 2336 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X | 16 | 32 | 4.50GHz | 5.70GHz | 38943 | 2058 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X3D | 16 | 32 | 4.20GHz | 5.70GHz | 38866 | 2030 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265K | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37621 | 2334 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265KF | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37621 | 2334 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 9 285 | 24 | 24 | 2.50GHz | 5.60GHz | 35977 | 2177 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700K | 20 | 28 | 3.40GHz | 5.60GHz | 35835 | 2213 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900 | 24 | 32 | 2.00GHz | 5.80GHz | 34070 | 2188 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.60GHz | 33203 | 2216 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700 | 20 | 28 | 2.10GHz | 5.40GHz | 32833 | 2082 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X3D | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.50GHz | 32721 | 2173 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7900X | 12 | 24 | 4.70GHz | 5.60GHz | 29522 | 2021 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265 | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28802 | 2136 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265F | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28802 | 2136 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245K | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25683 | 0 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245KF | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25683 | 2155 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9700X | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.50GHz | 23298 | 2192 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9800X3D | 8 | 16 | 4.70GHz | 5.40GHz | 23286 | 2072 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 235 | 14 | 14 | 3.40GHz | 5.00GHz | 21046 | 1842 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7700 | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.30GHz | 19684 | 1919 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7800X3D | 8 | 16 | 4.50GHz | 5.40GHz | 17893 | 1799 | 公式 | 価格 |
| Core i5-14400 | 10 | 16 | 2.50GHz | 4.70GHz | 16192 | 1761 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 5 7600X | 6 | 12 | 4.70GHz | 5.30GHz | 15428 | 1963 | 公式 | 価格 |
グラフィックボードの選択基準
Vtuber配信におけるグラフィックボード選びは、VRAM容量とエンコーダー性能が特に重要です。
GeForce RTX5060TiはVRAM 16GBを搭載しており、高解像度テクスチャを使用した3DモデルでもVRAM不足に陥りにくいメリットがあります。
一方、Radeon RX 9060XTはVRAM 12GBですが、FSR 4による画質向上技術が使えるため、配信画質を重視する方には魅力的な選択肢。
特にRTX 50シリーズでは第5世代エンコーダーが搭載され、AV1エンコードにも対応しているため、YouTubeやTwitchでの配信品質が大幅に向上することが分かっています。
AMDのAMFエンコーダーも世代を重ねるごとに品質が向上しており、RX 90シリーズではNVENCに匹敵するほどの性能を実現しています。
最新グラフィックボード(VGA)性能一覧
| GPU型番 | VRAM | 3DMarkスコア TimeSpy |
3DMarkスコア FireStrike |
TGP | 公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GeForce RTX 5090 | 32GB | 49113 | 100929 | 575W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5080 | 16GB | 32430 | 77302 | 360W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 XT | 16GB | 30414 | 66101 | 304W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7900 XTX | 24GB | 30336 | 72701 | 355W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 Ti | 16GB | 27399 | 68249 | 300W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 | 16GB | 26736 | 59644 | 220W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 | 12GB | 22140 | 56240 | 250W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7800 XT | 16GB | 20092 | 49985 | 263W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9060 XT 16GB | 16GB | 16704 | 38983 | 145W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | 16133 | 37823 | 180W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 8GB | 8GB | 15994 | 37602 | 180W | 公式 | 価格 |
| Arc B580 | 12GB | 14766 | 34575 | 190W | 公式 | 価格 |
| Arc B570 | 10GB | 13862 | 30555 | 150W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 | 8GB | 13317 | 32041 | 145W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7600 | 8GB | 10916 | 31429 | 165W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 4060 | 8GB | 10743 | 28303 | 115W | 公式 | 価格 |
メモリとストレージの適切な容量
メモリ容量は32GBが現実的な選択。
16GBでも配信自体は可能ですが、配信ソフト、トラッキングソフト、ブラウザ、Discordなどを同時起動すると、メモリ使用率が80%を超えてスワップが発生する場合もありますが、32GBあれば余裕を持って運用できます。
BTOパソコンでメモリをカスタマイズする際は、Micron(Crucial)やGSkillといった信頼性の高いメーカー製を選択しておけば、安定性の面で不安を感じることもないですし、長期運用でのトラブルも避けられます。
Gen.5 SSDは読み書き速度が圧倒的ですが、発熱が高く価格も高額なため、配信用途では必要性が低いといえます。
BTOパソコンショップ別の特徴と選び方


大手BTOショップの価格帯比較
予算20万円でVtuber向けPCを購入する場合、主要BTOショップの価格帯とカスタマイズ性を比較することが重要。
ドスパラ、マウスコンピューター、パソコン工房、フロンティア、ツクモといった大手ショップでは、それぞれ得意とする価格帯やカスタマイズの自由度が異なります。
ドスパラのGALLERIAシリーズは、納期の早さと豊富なラインナップが魅力で、Core Ultra 7 265F+RTX5060Ti構成が約18万円前後で購入可能。
マウスコンピューターのG-Tuneシリーズは、24時間365日の電話サポートが充実しており、初心者でも安心して購入できる体制が整っています。
フロンティアは定期的なセールで他社より1〜2万円安く購入できるチャンスがあり、タイミングが合えば予算内でワンランク上の構成を狙えるでしょう。
カスタマイズで重視すべきポイント
標準構成では最低限の電源容量しか搭載されていないケースが多く、将来的なグラフィックボード換装を考えると、750W以上の電源を選択しておくと安心感があります。
CPUクーラーも標準のものでは冷却性能が不足し、配信中にCPU温度が上昇してサーマルスロットリングが発生する可能性があるため、DEEPCOOLやサイズ製の高性能空冷クーラーへのアップグレードを検討した方がいいでしょう。
追加費用は3,000〜5,000円程度ですが、長時間配信の安定性が大きく向上します。
ケースについては、標準構成でも問題ない場合が多いですが、エアフローを重視するならメッシュフロントパネルのモデルを、見た目を重視するなら強化ガラスパネルのモデルを選ぶとよいかと思います。
パソコン おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT Z54QP


| 【ZEFT Z54QP スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5050 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake Versa H26 |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z58Q


| 【ZEFT Z58Q スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:5000Gbps/3900Gbps KIOXIA製) |
| ケース | LianLi A3-mATX-WD Black |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R61BW


| 【ZEFT R61BW スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5050 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake Versa H26 |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60SV


| 【ZEFT R60SV スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) SSD SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット MSI製 PRO B850M-A WIFI |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R59AF


| 【ZEFT R59AF スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7800XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | DeepCool CH510 ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White |
| マザーボード | AMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
保証とサポート体制の確認
そして初期不良対応の期間をチェックしましょう。
初期不良が配信デビュー直前に発覚するという可能性があるからです。
大手BTOショップでは1年間の標準保証が付帯していますが、3年延長保証を追加すると1〜2万円の追加費用が発生します。
配信機材として長期間使用する予定であれば、延長保証への加入は検討する価値があるでしょう。
特にグラフィックボードは高額パーツなので、保証対象に含まれているかを確認しておきたいところ。
オンサイト修理や引き取り修理といったサポートオプションも、配信活動を本格的に行う方にとっては重要な要素。
配信スケジュールが詰まっている状況で故障が発生すると、修理期間中の配信休止が大きな痛手になってしまいますよね。
配信ソフトとトラッキングソフトの動作検証


OBS Studioでの推奨設定
OBS Studioは無料で高機能な配信ソフトとして、Vtuber界隈で広く使用されています。
予算20万円で組んだPCでOBS Studioを使用する場合、エンコーダー設定でNVENC H.264またはAMF H.264を選択し、ビットレートを6000〜8000kbpsに設定すれば、1080p60fpsの高品質配信が実現できます。
出力解像度は1920×1080、フレームレートは60fpsが標準的な設定ですが、回線速度に不安がある場合は1280×720の30fpsに落とすことで、安定性を優先することもできます。
ただし、視聴者の視聴体験を考えると、できる限り1080p60fpsを維持した方が満足度は高いでしょう。
また、シーンコレクションを複数用意しておき、ゲーム配信用と雑談配信用で設定を切り替えるのも効果的です。
VTube StudioとVSeeFaceの比較
3Dモデルのトラッキングソフトとして、VTube StudioとVSeeFaceが二大選択肢。
VTube Studioは有料版(約1,500円)で高精度なトラッキングと豊富なカスタマイズ機能が利用でき、VSeeFaceは完全無料ながら十分な精度を持つトラッキングが可能です。
VTube Studioの強みは、表情の細かい調整やアニメーション設定が直感的に行える点で、プロのVtuberも多く採用しています。
一方、VSeeFaceは軽量動作が特徴で、低スペックPCでも安定して動作するため、予算を抑えた構成では有力な選択肢になるでしょう。
最終的には使い勝手の好みで選べばいいというわけではありませんが、無料で試せるVSeeFaceから始めて、必要に応じてVTube Studioに移行するのが賢明な選択といえます。
トラッキング精度を上げるための周辺機器
トラッキング精度を向上させるには、高解像度Webカメラと適切な照明が不可欠。
照明については、リングライトやLEDパネルライトを顔の正面に配置することで、顔認識の精度が飛躍的に向上します。
特に夜間配信を行う方は、室内照明だけでは光量が不足してトラッキングが不安定になるため、配信用照明の導入は絶対に避けたいですよね。
iPhoneを持っている方であれば、Face IDを活用したトラッキングも選択肢がいくつもあります。
専用アプリ(iFacialMocapなど)を使用することで、Webカメラよりも高精度なトラッキングが可能になり、表情の細かいニュアンスまで3Dモデルに反映できるのです。
ゲーム配信を行う場合の追加考慮点


軽量級ゲームとの同時配信
ApexLegends、VALORANT、Fortniteといった軽量級ゲームとVtuber配信を同時に行う場合、予算20万円の構成でも十分に対応可能です。
これらのゲームは最適化が進んでおり、RTX5060TiやRX 9060XTクラスのグラフィックボードであれば、1080p環境で100fps以上を維持しながら配信できます。
ゲーム側の画質設定を中〜高設定にすることで、GPU負荷を抑えつつ視聴者に見栄えの良い映像を届けられるでしょう。
配信エンコードはGPUのハードウェアエンコーダーに任せることで、ゲームのフレームレートへの影響を最小限に抑えられます。
ただし、ゲーム音声、マイク音声、BGM、効果音といった複数の音声ソースを管理する必要があるため、オーディオインターフェースやミキサーの導入を検討した方がいいでしょう。
人気PCゲームタイトル一覧
| ゲームタイトル | 発売日 | 推奨スペック | 公式 URL |
Steam URL |
|---|---|---|---|---|
| Street Fighter 6 / ストリートファイター6 | 2023/06/02 | プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ |
2025/02/28 | プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ |
2020/11/05 | プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン |
2024/10/25 | プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| 黒神話:悟空 | 2024/08/20 | プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750 |
公式 | steam |
| メタファー:リファンタジオ | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Call of Duty: Black Ops 6 | 2024/10/25 | プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT メモリー: 12 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンボール Sparking! ZERO | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64 メモリ: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE | 2024/06/21 | プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー |
2024/07/02 | プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Cities: Skylines II | 2023/10/25 | プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンズドグマ 2 | 2024/03/21 | プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700 メモリー: 16 GB |
公式 | steam |
| サイバーパンク2077:仮初めの自由 | 2023/09/26 | プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ホグワーツ・レガシー | 2023/02/11 | プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| TEKKEN 8 / 鉄拳8 | 2024/01/26 | プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Palworld / パルワールド | 2024/01/19 | プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070 メモリー: 32 GB RAM |
公式 | steam |
| オーバーウォッチ 2 | 2023/08/11 | プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク |
2022/01/13 | プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| BIOHAZARD RE:4 | 2023/03/24 | プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| デッドバイデイライト | 2016/06/15 | プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Forza Horizon 5 | 2021/11/09 | プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT R60IJ


| 【ZEFT R60IJ スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen5 9600 6コア/12スレッド 5.20GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 9070XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト |
| マザーボード | AMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IR


| 【ZEFT Z55IR スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z57J


| 【ZEFT Z57J スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z52AG


| 【ZEFT Z52AG スペック】 | |
| CPU | Intel Core i7 14700F 20コア/28スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.10GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake Versa H26 |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
中量級ゲームでの性能限界
Elden Ring、モンスターハンターワイルズ、ストリートファイター6といった中量級ゲームとの同時配信は、予算20万円の構成では画質設定の妥協が必要になります。
RTX5060Tiでは1080p中設定で60fps前後、RTX5070であれば1080p高設定で60fps以上を維持できるでしょう。
配信中のフレームレート低下を防ぐには、ゲーム側のフレームレート上限を60fpsに固定し、GPU負荷を安定させることが重要。
フレームレートが大きく変動すると、配信映像にもカクつきが伝わってしまい、視聴者の体験を損ねてしまいますよね。
DLSS 4やFSR 4といったアップスケーリング技術を活用すれば、内部解像度を下げつつ出力解像度を維持できるため、画質と性能のバランスを取りやすくなります。
特にRTX 50シリーズのDLSS 4は、フレーム生成技術により体感フレームレートが大幅に向上するため、中量級ゲーム配信では積極的に活用したい機能です。
重量級ゲームは配信に不向き
Cyberpunk 2077、Alan Wake 2、Starfieldといった重量級ゲームは、予算20万円の構成では配信との同時実行が困難。
これらのゲームは単体でもRTX5060TiやRX 9060XTの性能を使い切ってしまうため、配信エンコードの余力がほとんど残りません。
どうしても重量級ゲームを配信したい場合は、配信解像度を720p30fpsに落とすか、2PC配信環境を構築する必要があります。
2PC配信では、ゲーム用PCと配信用PCを分離することで、それぞれの負荷を分散できますが、初期投資が大幅に増加してしまいますよね。
将来的なアップグレードパスを考える


最初に妥協してよいパーツ
予算20万円の制約の中で、将来的なアップグレードを前提とするなら、ストレージ容量とメモリ容量は最初に妥協してもよいパーツです。
SSDは後から増設が容易で、M.2スロットが複数あるマザーボードであれば、2台目のSSDを追加するだけで容量不足を解消できます。
メモリも同様に、最初は16GBで始めて、配信活動が軌道に乗ってから32GBに増設する方法も選択肢がいくつもあります。
ただし、メモリ増設時には同じ規格・同じメーカーのモジュールを選ぶことが安定動作の鍵となるため、最初に搭載されているメモリの型番をメモしておくとよいかと思います。
一方、CPUとマザーボードは後からの交換が大掛かりになるため、最初の段階である程度の性能を確保しておくことが重要。
特にマザーボードのチップセットは、将来的なCPUアップグレードの選択肢を左右するため、B650やB760以上のミドルクラスチップセットを選んでおきたいところ。
グラフィックボードの換装タイミング
グラフィックボードは、PC性能向上の最も効果的なアップグレード対象。
予算20万円の構成で最初にRTX5060Tiを選んだ場合、1〜2年後にRTX5070やRTX5080への換装を検討することで、配信品質やゲーム性能を大幅に向上させられます。
グラフィックボード換装時の注意点として、電源容量の確認が必須。
RTX5060Tiは推奨電源550Wですが、RTX5070では650W、RTX5080では750Wが推奨されるため、最初の構成で750W以上の電源を選んでおけば、将来的な換装がスムーズに行えるでしょう。
配信環境の段階的な拡張
オーディオインターフェース、コンデンサーマイク、ミキサー、キャプチャーボード、照明機材といった周辺機器への投資が、配信品質を左右する重要な要素になってきます。
特に音質の向上は視聴者満足度に直結するため、1万円台のコンデンサーマイク(Audio-TechnicaのAT2020やRodeのNT-USBなど)への投資は優先度が高いといえます。
マイク音質が向上すると、視聴者のコメント欄に「音質良いですね」といった好意的な反応が増え、配信のモチベーション向上にもつながるでしょう。
2PC配信環境への移行も、本格的に配信活動を続けるなら検討する価値があります。
ゲーム用PCと配信用PCを分離することで、それぞれのPCに最適な構成を組めるため、配信品質とゲーム性能の両立が容易になります。
実際の構成例と価格シミュレーション


BTOパソコンの具体的構成例
ここでは、大手BTOショップで実際に購入可能な構成例を具体的に示します。
以下の表は、予算20万円で組めるVtuber向けPC構成の比較です。
| パーツ | 構成A(バランス型) | 構成B(GPU重視型) | 構成C(CPU重視型) |
|---|---|---|---|
| CPU | Core Ultra 7 265F | Core Ultra 5 235F | Ryzen 7 9700X |
| GPU | GeForce RTX5060Ti | GeForce RTX5070 | Radeon RX 9060XT |
| メモリ | 32GB DDR5-5600 | 32GB DDR5-5600 | 32GB DDR5-5600 |
| ストレージ | 1TB Gen.4 NVMe | 1TB Gen.4 NVMe | 2TB Gen.4 NVMe |
| 電源 | 750W 80PLUS GOLD | 750W 80PLUS GOLD | 650W 80PLUS GOLD |
| 想定価格 | 約18.5万円 | 約19.8万円 | 約18.8万円 |
構成Aは、CPUとGPUのバランスが取れており、Vtuber配信と軽量級ゲーム配信の両方に対応できる万能型。
構成Bは、GPUをRTX5070にアップグレードすることで、中量級ゲーム配信にも対応できる性能重視型。
構成Cは、ストレージを2TBに増量し、配信アーカイブや動画編集素材の保存に余裕を持たせた構成です。
どの構成を選ぶかは、配信スタイルによって変わってきます。
ゲーム配信をメインにするなら構成B、雑談配信や歌配信がメインなら構成A、動画編集も並行して行うなら構成Cが最適解といえるでしょう。
自作PCの詳細パーツリスト
| パーツカテゴリ | 選択パーツ | 価格目安 |
|---|---|---|
| CPU | Ryzen 7 9700X | 約45,000円 |
| CPUクーラー | DEEPCOOL AK400 | 約4,000円 |
| マザーボード | ASRock B650 Pro RS | 約20,000円 |
| メモリ | Crucial DDR5-5600 32GB | 約15,000円 |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 | 約70,000円 |
| SSD | WD Black SN770 1TB | 約12,000円 |
| 電源 | Corsair RM750e | 約15,000円 |
| PCケース | DEEPCOOL CH510 | 約10,000円 |
| OS | Windows 11 Home | 約15,000円 |
| 合計 | – | 約206,000円 |
この構成では予算を若干オーバーしていますが、セール時期を狙ったり、OSをDSP版にしたりすることで、20万円以内に収めることも可能。
自作PCの最大のメリットは、パーツ選択の自由度が高く、自分の用途に最適化した構成を組める点にあります。
組み立てに自信がない方は、パーツショップの組み立て代行サービス(約1万円)を利用することで、自作PCのメリットを享受しながらリスクを軽減できるでしょう。
組み立て代行では、初期不良チェックや動作確認も行ってくれるため、初心者でも安心して自作PCに挑戦できます。
周辺機器込みの総額シミュレーション
PC本体だけでなく、配信に必要な周辺機器を含めた総額を把握しておくことも重要。
| カテゴリ | 項目 | 価格目安 |
|---|---|---|
| PC本体 | Core Ultra 7 265F + RTX5060Ti構成 | 約165,000円 |
| マイク | Audio-Technica AT2020 | 約12,000円 |
| オーディオIF | Behringer U-Phoria UM2 | 約5,000円 |
| Webカメラ | Logicool C920n | 約8,000円 |
| 照明 | Neewer リングライト | 約4,000円 |
| その他 | マイクスタンド、ケーブル類 | 約6,000円 |
| 合計 | – | 約200,000円 |
この構成であれば、予算20万円ぴったりで配信環境一式が揃います。
PC本体の性能を若干抑えることで、周辺機器にも適切な予算配分ができ、トータルでの配信品質を高められるわけです。
配信を始めてから「マイク音質が悪い」「照明が暗い」といった問題に気づいて追加投資するよりも、最初から必要な機材を揃えておく方が、結果的にコストパフォーマンスが高いといえます。
視聴者の第一印象は音質と映像品質で決まるため、周辺機器への投資は決して無駄にはなりません。
配信デビュー前にチェックすべき項目


PC性能のベンチマークテスト
3DMarkやCinebench、Crystal Disk Markといった定番ベンチマークソフトを使用することで、各パーツが正常に動作しているかどうかをチェックしましょう。
配信中にトラブルが発生するという可能性があるからです。
特にグラフィックボードの性能は、3DMarkのTime SpyやFire Strikeで測定し、同じGPUを搭載した他のユーザーのスコアと比較することで、正常動作を確認できます。
そして高負荷時の温度が80度を超えないかをチェックしましょう。
配信テストの実施方法
テスト配信では、実際の配信と同じ環境を再現し、ゲームプレイや雑談を行いながら、OBS Studioのプレビュー画面とアーカイブ映像を確認します。
友人や知人に協力してもらい、視聴者視点での映像品質や音質をフィードバックしてもらうのも効果的です。
配信者側では気づかない問題点が、視聴者視点では明確に見えることもあるため、第三者の意見は貴重な情報源になります。
トラブルシューティングの準備
よくあるトラブルとして、配信が突然切断される、音声が途切れる、フレームレートが急激に低下する、トラッキングが停止するといった現象があります。
配信切断の原因は、回線速度の不安定さやOBS Studioの設定ミスが多いため、ビットレートを下げたり、配信サーバーを変更したりすることで改善できる場合があります。
音声トラブルは、オーディオインターフェースのドライバー更新や、サンプリングレートの統一で解決することが多いでしょう。
フレームレート低下は、バックグラウンドで動作している不要なソフトを終了させることで改善できます。
予算20万円で実現できる配信品質の限界


1080p60fps配信は安定して可能
予算20万円で組んだVtuber向けPCであれば、1080p60fps配信は安定して実現可能です。
配信プラットフォーム側の制約により、これ以上のビットレートを設定しても画質向上は限定的なので、この設定が最適解といえるでしょう。
3Dモデルの描画も滑らかで、表情トラッキングの遅延も最小限に抑えられるため、視聴者は違和感なく配信を楽しめます。
4K配信やマルチストリーミングは厳しい
一方で、4K解像度での配信や、複数プラットフォームへの同時配信(マルチストリーミング)は、予算20万円の構成では厳しいといえます。
4K配信には、より高性能なグラフィックボードとCPU、そして高速な回線速度が必要になるため、追加投資が避けられません。
マルチストリーミングも、複数の配信エンコードを同時に行うため、CPU負荷が大幅に増加します。
Restream.ioやOBS.Ninjaといったサービスを使えば、1つのエンコードを複数プラットフォームに配信できますが、サービス利用料が発生するため、コストパフォーマンスを考えると初心者には推奨しにくいでしょう。
現実的には、1080p60fps配信に集中し、配信品質を高めることに注力した方が、視聴者満足度の向上につながります。
4K配信やマルチストリーミングは、配信活動が軌道に乗り、収益が安定してから検討すればいいというわけではありませんが、優先度は低いといえます。
長時間配信での安定性
予算20万円の構成でも、適切なCPUクーラーと電源を選択していれば、長時間配信での安定性は確保できるでしょう。
配信中のCPU温度とGPU温度を監視し、70度以下に保つことが理想的。
温度が上昇しすぎると、サーマルスロットリングが発生してフレームレートが低下したり、最悪の場合はPCがシャットダウンしたりするかもしれません。
PCケースのエアフローを最適化するため、吸気ファンと排気ファンのバランスを調整し、ケース内の空気の流れをスムーズにすることが重要。
よくある質問


予算20万円でVtuber配信は本当に可能ですか?
周辺機器込みで20万円に収める場合は、PC本体を16〜17万円に抑え、残りをマイクやカメラに振り分ける構成が現実的でしょう。
BTOパソコンと自作PCどちらがおすすめですか?
PC組み立ての経験がない方には、BTOパソコンをおすすめします。
保証やサポートが充実しており、初期不良時の対応も安心。
一方、パーツ選択の自由度を重視し、コストを抑えたい方は自作PCが向いています。
自作PCでは同じ予算でワンランク上の性能を狙えますが、組み立ての知識と時間が必要です。
ゲーム配信もしたい場合はどうすればいいですか?
中量級ゲームの場合は、グラフィックボードをRTX5070にアップグレードすることで快適に配信できます。
重量級ゲームの配信は、予算20万円の構成では厳しいため、ゲームタイトルを選ぶか、将来的なアップグレードを検討しましょう。
メモリは16GBでも足りますか?
Vtuber配信だけであれば16GBでも動作しますが、配信ソフト、トラッキングソフト、ブラウザ、Discordを同時起動すると、メモリ使用率が高くなります。
32GBあれば余裕を持って運用でき、将来的な拡張性も確保できるため、予算が許すなら32GBを選択した方がいいでしょう。
配信用PCに必要な周辺機器は何ですか?
最低限必要な周辺機器は、Webカメラ、マイク、照明の3点。
Webカメラはトラッキング精度に影響し、マイクは音質を左右し、照明はトラッキングの安定性を高めます。
予算に余裕があれば、オーディオインターフェースやミキサーを追加することで、音声品質がさらに向上します。
将来的なアップグレードはどこから始めるべきですか?
次にストレージ容量の増設、メモリの増量と続き、CPUとマザーボードの交換は最後に検討するのが効率的でしょう。

