ユースケースによって要求スペックが異なります
画像や動画編集について、
必要なパソコンのスペックと言うのは
ユースケースによって大きく異なります。
例えばCGでイラストを描く場合には、
メモリ容量が多い方が好ましいですが
3D動画編集をする場合には、
時には2枚3枚とグラフィックカードを
搭載しなければいけない場合もあります。
その辺りの話を以下にてもう少し細かく解説していきます。
CGを描く場合(含3DCG)
3DCGではない場合は画像サイズやレイヤー枚数が
直接メモリの消費量に反映されます。
また使用するアプリケーションも、
軽いものから重いものまで存在します。
普段使っているときに「タスクマネージャー」を開いて
メモリ消費量を確認しておくといいでしょう。
3DCGはレンダリングを考慮して
グラフィックカードを搭載した方がいいでしょう。
マザーボードのグラフィック機能は貧弱なため、
グラフィックカード未使用では
レンダリング速度が大変遅いことが予想されます。
動画編集(含3DCG動画)
動画編集の場合はメモリの搭載容量がより重視されます、
画像よりも動画の方がバッファサイズが大きいからです。
動画編集教本などでもパソコンなら32GB、
ワークステーションであれば64GBと言った
メモリサイズが推奨されているようです。
動画編集に関しては各種演算に伴いCPUのパワーも必要になります、
基本的にCore-i7を搭載した方がいいでしょう。
3DCG動画の場合グラフィックカードは必須と言えますが、
使用するアプリケーションが
NVIDIA、AMDのどちらに対応しているかが重要です。
また、例えばNVIDIAならGeForce・Quadro・Teslaといった
様々なグラフィックアクセラレーターがありますが
それらはスペックや得意な演算分野が異なります。
こちらもアプリケーションに対応しており、
自分の作業領域にあったものを利用しましょう。
動画エンコーディング
動画エンコーディングは
ビデオカードが演算補助をするソフトもありますが
基本的にCPUパワーに依存します。
上を見ればXeonなどがありますがお高いので
Core-i7のCPUを利用をおすすめします。
まとめ
様々な画像処理、動画処理がありますが
常にハイスペックのパソコンが要求されるわけではありません。
また他の用途との兼ね合いもあるため
例に挙げられているパーツだけと言うわけにもいかないでしょう。
柔軟にカスタマイズをしていくようにしましょう。