BTOパソコンというのをご存じでしょうか?正式には『Build To Orderパソコン』というものなのですが、要は、依頼を受けてから生産する受注生産のパソコンのことを指します。
通常、家電量販店などで販売されているパソコンというのは規定のパーツを組み合わせて作った量産型がほとんどです。『このCPUで、このHDDで、グラボはこれで』なんて自分の好みに合わせてカスタマイズすることはできません。
しかし、BTOパソコンであれば、それができてしまうのです。冒頭でも述べたとおり、BTOパソコンとは完全受注生産型のパソコンですから、依頼主の好みに合わせてパソコンの中身をカスタマイズすることができます。
メーカーのパソコンには、様々なソフトや機能が入っており、中には『これは絶対に使わない』というものまで入っていることも多々あります。しかし、その使わないソフト・機能に対して金額が上乗せされるのですから堪りませんよね。使わないものにお金をかけるくらいなら、もっと性能の良い、自分が必ず使うだろう機能やソフトを入れ込んだパソコンを買いたいと思うのが一般的な考え方ではないでしょうか。
BTOパソコンが最近オススメされている理由は『自由度の高さ』にあります。自分の好きなパーツを組み合わせて、自分だけの好みのパソコンを手に入れることができるため、パソコンゲームをよくやる人はもちろん、仕事で高性能なパソコンが必要な人などにもうってつけだと言えます。ちなみに、BTOパソコンと自作パソコンを同じ括りにする人がたまにいますが、両者は全くの別モノです。『BTOパソコンのQ&A』に両者の違いについて書いています。
このサイトでは、そんなBTOパソコンについての基礎知識や選び方などについて述べた記事を掲載しておりますので、BTOパソコンに興味がある人も、この説明を読んでみて少し興味が湧いたという人も、ぜひご一読頂ければ幸いです。